auピタットプランとUQモバイルの比較で分かる失敗しない選び方!
スマホ代が激安な格安SIMの登場でユーザーのスマホ購入の選択肢が一気に広がりましたが、中でもauのサブブランドとして人気の高くテレビCMの影響もあってUQモバイルを検討する人が非常に多くいます。
ところが、2017年7月にUQモバイルの親会社ともいうべきauが驚きの料金プラン「ピタットプラン」を発表で、どちらを選べば良いのか迷ってしまうユーザーが急増しています。
そこで今回は、auピタットプランとUQモバイルを比較することで、迷っているあなたが失敗しない選び方ができるように両社の検証をしてみたいと思います。ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
auピタットプランとUQモバイル比較
おそらく、あなたが最も気になるのはやはり料金ではないでしょうか。両社のテレビCMを見ると「月額1,980円」や「月額1,480円」などの魅力的な金額が流れているので余計に気になると思います。
そこでココではauピタットプランとUQモバイルの料金プランの比較を中心に解説をして、果たしてあなたがどちらを選べば良いのか検証していきます。
auピタットプランとUQモバイルの料金比較
auピタットプラン (スーパーカケホ※) |
UQモバイル | |
~1GB |
(1年目) |
◆プランS (1年目)
|
~2GB | (1年目) 2,980円/月 (2年目) 3,980円/月 |
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~3GB | (1年目) 3,480円/月 (2年目) 4,480円/月 |
◆プランM (1年目) |
~5GB | (1年目) 4,480円/月 (2年目) 5,480円/月 |
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~6GB | (1年目) 5,480円/月 (2年目) 6,480円/月 |
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14GB |
◆プランL (1年目) |
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~20GB |
ー |
※auスーパーカケホ=5分以内の通話かけ放題
auピタットプランはひと月に使ったデータ容量で金額が変動するタイプの料金プランで、UQモバイルの方は月間のデータ容量が決められた3つのプランになっています。
テレビCMで聞いたことのある「月額料金1,980円」は、auピタットプランは月間データ容量が1GB以下の場合に、UQモバイルはプランSを申し込んだ場合の金額になります。
料金設定の方法が違うので一概にどちらが良いとは言い切れませんが、例えばあなたが月に2GBのデータ消費をするユーザーがならauピタットプランだと2,980円(1年目)、UQモバイルだと1,980円(1年目)となり1,000円の差額が出ることになります。
僅か1,000円ですが、契約期間の2年間で計算すると24,000円になるので意外に大きな差額になってきます。それ以外のプランでも同じような現象が起きます。
単純に料金的なことで比較するとUQモバイルの方がお得と言うことになります。
auピタットプランとUQモバイルの通話比較
先に月額料金の比較をしましたが、次は通話について比較していきます。最近ではLINE電話のような無料電話を利用する人も増えていますが、やはり仕事などの大事な電話は通常の電話回線を使った会話の方が安心なので気になるところです。
【auピタットプランの通話タイプ】
スーパーカケホ | 1回5分以内の通話かけ放題 |
カケホ | 24時間かけ放題 ※上記の料金表にプラス1,000円 |
シンプル | 話した分だけ(20円/30秒) ※1年目の割引なし |
auピタットプランで選択できる通話スタイルは上記の3通り。先程の料金比較はスーパーカケホで上記の料金になりますが、完全かけ放題の「カケホ」だとプラス1,000円になり、「シンプル」だと1年目から2,980円の月額料金となります。
ちなみに、いま主流になっている(ショップなどで勧められる)のは、5分以内の通話かけ放題のスーパーカケホです。
【UQモバイルの通話タイプ】
プランS | プランM | プランL | |
おしゃべり プラン |
1回5分以内の通話かけ放題 | ||
ぴったり プラン |
無料通話 |
無料通話 最大120分/月 |
無料通話 最大180分/月 |
UQモバイルでは、プランS・M・Lに関わらず、選べる通話タイプが2種類あります。ご覧のように5分以内の通話かけ放題の「おしゃべりプラン」と、無料通話が付いた「ぴったりプラン」です。どちらを選んでも基本料金は変わりませんので「おしゃべりプラン」を選ぶ人が圧倒的に多いです。
このように、通話に関していえば、それほど大きな違いはありません。しいて言うなら1回の通話時間が長い人には完全かけ放題がないUQモバイルは少し厳しいかも・・・と言うくらいです。
月額1,480円の割引制度の比較
月額1,980円も安くて驚きますが、最近のテレビCMではそれより500円も安い月額1,480円というキャッチコピーが流れています。それだけを見ていると何のことか分からないという方も多いと思いますので解説しておきます。
【auピタットプランの月額1,480円詳細】
auが月額1,480円で使えるのは、いくつかの条件を満たした場合に適用される「ピタット学割/フラット学割」を利用する場合です。
1.25歳以下の方
2.上記の家族
1・2の方が「auスマートバリュー」「2年契約(誰でも割)」が適用されている場合のみ500円の割引が受けられて月額1,480円(1年間)になる仕組みです。めっちゃややこしくハードル高いですね(苦笑)
【UQモバイルの月額1,480円詳細】
UQモバイルの月額1,480円(プランSの場合)は非常にシンプルな割引制度で、家族みんなで利用すれば大幅なスマホ代節約が可能な割引制度です。
1.UQモバイル2台目以降は、ずっと500円割引
こんな感じで適用されるハードルは低く、例えばお父さんがUQモバイルで節約できたので、お母さんも2人のお子さんも、みんなでUQモバイルにすれば、通常の月額料金からそれぞれ毎月500円の割引が受けられる仕組みです。
以上のように、割引制度は割り引かれる金額は同じでも、適用されるハードルの高さに大きな違いがあるので、使いやすさ(受けやすさ)から言うと、やはりUQモバイルに軍配が上がります。
auピタットプランの知らないと損するデメリットとは?
前章までは、auピタットプランとUQモバイルの比較をしてきましたが、ここではauピタットプランの知らないと損をする可能性があるデメリットについて解説をしておきます。
先程の割引制度の所でも触れましたが、auピタットプランで1,000円の割引や学割を受けるには、いくつかの条件を満たしている必要があります。実はこれが意外に厳しくて、安さに釣られて申込むと痛い目に遭う可能性があるので要注意です。
◆auスマートバリュー適用
au光など指定された固定回線(自宅のネット回線)を同時に利用していることが条件
◆2年契約(誰でも割)適用
「2年契約が必須ですよ」ってことです・・・よく聞く「2年縛り」ですね。ま、これはUQモバイルも2年契約が一応の縛りになっているので仕方ない部分ですが。
◆毎月割が適用されない
ここは特に要注意!毎月割とは端末代を毎月割引してくれるサービスなのですが、実はピタットプランでは有難い毎月割が適用されません・・・つまり、端末代は正味の価格で買うと言うことになります。
◆マンスリーポイントが付与されない
マンスリーポイントは、従来のプランでは請求金額1,000円ごとにWALLETポイントが10ポイント付与されるのですが、ピタットプランでは付与されなくなります。
◆テザリングが有料
直接的にピタットプランとは関係ありませんが、外出先でちょっとノートパソコンを使いたいという時にテザリングを利用するとお金が掛かってしまいます。
以上が、ピタットプランの知らないと損をするデメリットになります。意外に知らない人が多くて契約の段になって「えっ!」となるらしいです・・・。
UQモバイルのデメリットとは?
前の章でauピタットプランのデメリットを紹介しましたが、ここではUQモバイルのデメリットについて解説をしておきます。
UQモバイルのデメリットはいくつかありますが、やはり一番のデメリットはサポート面ではないでしょうか。auは全国各地に多数のショップを展開していますが、UQモバイルのショップはまだまだ少なくサポート面ではauに及びません。特に初期設定も難しいと感じるスマホ初心者には厳しいかも知れないですね。
次にデメリットと挙げられるのが最新ハイスペック端末は望めないと言うことではないでしょうか。決して古い端末と言うわけではないのですが、auの販売されている端末に比べると見劣りしてしまいます。
◆サポート面ではauに負ける
◆最新機種が少ない
それ以外に細かな部分でのデメリットもありますが、最近のUQモバイルのサービス品質はハイスピードで良くなっているので、あまり気にすることはないと感じます。
UQモバイルの詳しい料金や特徴などは下記の記事で書いていますのでご覧になってください。
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まとめ
今回は、テレビCMでもお馴染みの「auピタットプラン」と「UQモバイル」について書いてみました。どちらを選べば良いか分からない、よく似た料金などですが少しはご理解いただけたと思います。
私個人的には、スマホの設定などは自分で少し頑張れる方なら、迷わずUQモバイルを選ぶべきだと思います。理由は、やはり料金的にUQモバイルの方が安定的に安くなるからです。
また、最近のUQモバイルはショップ展開なども精力的に行っていますので、近いうちにauレベルに近いサポート体制も整うのではと感じています。
あくまでも、個人的な意見ですがauピタットプランとUQモバイルを迷っているあなたの参考になれば嬉しく思います。