家計節約はスマホ代の見直し!賢い主婦の格安スマホ乗り換え術とは?
不景気が長引くなか、毎月の家計に頭を悩ませている主婦の方はたくさんいると思います。給料は増える気配がないし、ボーナスだって減らされたり最悪の場合はボーナスなしなんて言う企業だってあります・・・。
私も偉そうに言えるほど給料をたくさんもらっていないので、いつも女房と如何にして支出を減らして節約できるか月末になると一緒に唸っています(苦笑)
と言うことで、今回は毎月家計簿とにらめっこをしている奥様に、家計節約につながる通信費(スマホ代)についてお得な情報をお伝えしたいと思います。
内容は、通信費(スマホ代)が家計に占める割合や、節約上手な主婦が実践している格安スマホの活用術、我が家の節約実体験なども織り交ぜながら書いていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
毎月のスマホ代が家計を圧迫?!
いまやスマホは生活必需品と言っても過言ではなく、奥様やご主人だけでなく小さなお子さんを含めた家族全員が利用する生活アイテムとなっています。
ですから、意外にも生活費に占める割合が高く、例えば4人家族だと毎月の通信費(スマホ代)が約4万円にもなっているケースも少なくありません。
どうですか、無くてはならないアイテムなので当たり前のように使っていると思うのですが、改めて考えると通信費(スマホ代)が家計を大きく圧迫していることに気付くのではないでしょうか。
総務省のある調査では、一般的な家庭の世帯消費支出に占める通信費(固定・携帯含む)の割合は約4.5%~5%になっているそうです。
もう少し詳しく書きますと、総世帯の1世帯当たりの1ヶ月平均実収入が約44万円(私はそんないないですが・・・)で、1ヶ月平均の消費支出額が約27万円で、通信費が約12,000円~13,000円となります。
1世帯の平均実収入額 | 約440,000円 |
1世帯の平均消費支出総額 | 約270,000円 |
【内 訳】 | |
食料費 | 約70,000円 |
住居費(家賃など) | 約16,000円 |
光熱費 | 約18,000円 |
被服費など | 約8,000円 |
保険医療費 | 約13,000円 |
交通費・自動車関連費 | 約26,000円 |
通信費 | 約13,000円 |
教育費 | 約13,000円 |
教養・娯楽費 | 約26,000円 |
その他支出 | 約67,000円 |
この表は、総務省の2017年9月度の調査データから、主だった支出項目を抜粋したものです。うちの女房はこの表を見て「うちはこんなに収入ないし・・・プンプン」と怒ってましたが、あくまでも平均的な数値なので・・・お許しください・・・。
さて、気を取り直して(笑)。
いかがですか、通信費が家計に占める割合が思っている以上に大きいと思いませんか。それに加えて、もっと安くすることが出来ないのかと感じるのではないでしょうか。私も女房もそう感じました。
しかし、これまでは通信費は下げたくても下げれない下記のような理由がありました。
1.スマホは必需品なので少々高くても仕方ないと言う諦め
2.料金が口座引落の場合が多く、実際に財布から現金が出ないので高いイメージがない
3.スマホと言えば、ドコモ・au・ソフトバンクの独占状態だったので高くても仕方ない
おおむねこんな感じだと思いますが、なかでも「3のドコモ・au・ソフトバンクの独占的市場」は、通信費を下げる最大の障壁だったことは間違いないと思います。
奥様も経験があると思いますが、いくらユーザー側から色々と交渉をしても、結果的には上手く誘導されてキャリア(ドコモなど)の思惑通りの料金プランに落ち着くというパターンです。
しかしです!2015年5月のSIMロック解除義務化が決まり状況は一変しました。
それまで独占的だった市場に、格安スマホや格安SIMと呼ばれるMVNOが登場してきたからです。MVNOとは、ドコモやauの回線(電波)の一部を借り受けて、通話やデータ通信などの通信サービスを提供する事業者で、その名の通り通信費が格安で利用できるサービスで、今では国内に数十社を超える会社が存在しています。
つまり、ユーザーである奥様自身が、自分の気に入ったMVNO(格安SIM)を選ぶことが可能で、しかも通信費が超安くすることが可能になったのです。浮いたお金の使い道を考えておいてくださいね(笑)
冗談はさておき、ここからが本題です。
次の章では、これまで使っていたキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)から、いま話題の格安スマホへの上手な乗り換え方法について紹介をしていきます。
家計の負担を減らす格安スマホの活用法とは?
改めて書きますが、MVNOはドコモやauの回線の一部を借りて通信サービスを提供している会社です。人気なところでは、テレビCMでお馴染みのUQモバイルやBIGLOBEがあります。
では、そんな格安スマホに上手に乗り換えるためにしておくべきことを順を追って紹介していきます。どれも簡単な事なので、乗り換えるかどうかは別として一度やってみてください。
料金プランの見直し&確認
まず最初に行うことは現在の料金プランの見直しです。既に格安スマホを利用している方は良いのですが、ドコモやau、ソフトバンクのキャリアである場合は必ず見直しておきましょう。
理由は簡単で、先ほども書いたようにショップに行くと店員の上手な誘導に流されて必要のない通話プランや、使いもしないデータ容量プランに加入しているケースが非常に多いからです。
例えば「私はネットサーフィンくらいしかしないので1GBもあれば良いと思うわ」と言っても、店員からは「人気の5GBプランでもそれほど金額は変わりませんし、万が一の時に安心でしょ」なんて言われて5GBプランに加入するケースなどです。
また、確かに1GBの料金と5GBの料金が微妙な差額になっていたりするので、ついつい「ま、良いか」となりやす設定になっているのです(苦笑)
では、細かに見ていきましょう。
【通話プランの見直し&確認】
現在、キャリアの通話プランは「時間・回数無制限のかけ放題」と「5分以内の通話がかけ放題」の2パターンになっています。料金は、当然ながら完全かけ放題の方が高くなっていますが、ご自分やご家族の方の通話利用状況はいかがでしょうか。
奥様なら、ママ友やご近所の方たちとで長電話も必要かと思いますが(笑)、ご主人やお子さんは短い通話が多いということはありませんか?
そのような場合だと、奥様は完全かけ放題にしておいて、ご主人とお子さんは5分以内かけ放題にするなど、使い分けをすれば少しでも料金が安く済みます。
【データ容量の見直し&確認】
データ容量は契約プランにより、ひと月に使える容量が決まっています。例えば、ドコモなら「月間データ容量2GBのデータSパック(月額3,500円)」「5GBのデータMパック(月額5,000円)」などです。その上にも月間データ容量20GBや30GBのプランもありますが、余程のヘビーユーザーでない限り大抵の場合は5GBプランを勧められることが多くなっています。
さて、このデータ容量5GBですがあなたは実際に毎月そんなにデータを使いっていますか?
ここがポイントです。一度、キャリアのマイページなどにログインして、自分が実際に使っているひと月のデータ容量を確認してみてください。結構、スマホでインターネットやSNS、オンラインゲームをしているようでも案外5GBも使っていない場合が多いはずです。
それこそ、ちょっとした調べ物やネットサーフィンくらいなら、1GB~3GB程度に収まっているはずです。ショップ店員の誘導で「5GBにしないと損?!」みたいな感覚で契約していますが、それだけでも毎月1,500円(ドコモの場合)も違ってくるのです。
割引制度の活用やオプションの見直し&確認
大手キャリアのサービスは、さまざまな割引制度やオプションが揃っていて充実しています。しかし、そこが要注意ポイントになります。
よくあるパターンはこうです。
「割引制度を受けるには契約時に”このオプションを申込むのが必須です!契約後、1ヶ月したら解約していただいてもOKです!」と店員に勧められ、大抵の方はオプションに加入します。
ところが、1ヶ月もするとオプションの解約のことなど忘れてしまい契約期間が終わるまでオプション料金を払い続けるパターンです。
「私は大丈夫!」なんて思いますが、意外にも忘れる方の方が多いんです(苦笑)、一度チェックをしてみましょう。
格安スマホの活用
ここまで、料金プランの通話プラン・データ容量の見直しと確認をしていただきましたが、ご自分に必要な通話プランとデータ容量が確認できたと思います。この見直しだけでも、小幅ながらスマホ代の節約は可能だと思います。
ただ、ここから紹介する格安スマホの賢い活用は、さらに大幅なスマホ代節約が可能になる節約術になりますので参考にしてください。
格安スマホ(MVNO)は、ドコモやauの回線を借りて通話やデータ通信を提供しているサービスです。有名な会社では、テレビCMでお馴染みのUQモバイルやBIGLOBEなどですが、選ぶのも大変なくらい数多くの企業が参入しています。
特徴は、その名の通り毎月のスマホ代が格安になっていて、最安値レベルなら月々500円程度から使えるサービスもあります(驚!)
サービス開始当初は、通話料金が高かったり、ほとんどサポートがなかったりするなど、利用するには若干の不安がありましたが、最近は通話定額プランや家族割プランの設置、サポート体制も充実するなど、キャリアと比べても遜色のないレベルにまで進化を遂げています。
また、キャリアで使っていた電話番号がそのまま使えるMNP乗り換えにも対応しているので、乗り換え時に周囲の人にお知らせする面倒なこともありません。
格安スマホのメリット&デメリット
さて、料金やプランの見直しが終わり、格安スマホを利用するメリットが分かったと思いますが、格安スマホに乗り換える際のメリットとデメリットを確認しておきましょう。
格安スマホは、確かにスマホ代が大幅に安くなるので節約になるのは間違いありませんが、やはり良いことばかりではなく注意しておくべき点もいくつかあります。それを知っておかないと乗り換えてから後悔することになります。
【格安スマホのメリット】
☑とにかく毎月のスマホ代が安くなる
☑各MVNOで数多くのプランがあるので選択肢が多い
☑動作確認が出来ていればSIMカードの交換だけで利用できるので端末代が不要
☑最近は家族割などがあるので家族全員で乗り換えれば大幅節約ができる
【格安スマホのデメリット】
◆実店舗がないのでサポート面が少し弱い
◆回線混雑時に通信速度が若干遅くなる傾向がある
◆万が一のトラブル時に自分で対処しないとダメなケースがある
主なメリットとデメリットになりますが、実店舗を持たないことで地代や人件費が不要となり料金が安くなる半面、サポート面がやや弱いことが分かります。
このことから、スマホの操作や設定に全く自信のない奥様には余りおすすめじゃないかも知れません。ただ、最近のMVNOはショップが無い代わりにメールや電話によるサポート体制が充実してきているので過度な心配は不要かと思います。
驚愕!キャリアと格安スマホの料金の違い
ここでは、毎月の家計のやり繰りに苦戦している奥様に、簡単にできる格安スマホへの乗り換え節約術を紹介していますが、おすすめの最大の理由「料金の安さ」を料金比較で具体的に分かっていただきます。
下記の記事は、我が家(4人家族)が2016年にドコモから格安スマホのmineo(マイネオ)に乗り換えた際の料金について書いています。まずご覧ください。
プラン内容や、節約した料金は約1年半前のデータになりますが、その当時でも毎月約2万円、年間だと驚きの24万円を節約することに成功しています。(今もプランを変更しながら使い続けています)
現在は、mineo(マイネオ)を含めたMVNO各社で色々なプランが用意されているので、さらに大きく節約できる状態になっています。
ちなみに、ある調査会会社のアンケートではドコモやau、ソフトバンクでのスマホ利用料金の平均金額は約7,500円となっているのに対して、MVNOを利用している方の平均金額は約3,000円になっています。
単人計算になりますが、一人なら毎月4,500円の節約、夫婦で乗り換えらな毎月9,000円、3人家族で乗り換えなら毎月13,500円も節約することになります。
つまり、同じようなサービス(通話やデータ通信)でも、格安スマホを知らなければ大きな損失を被っていると言うことになるのです!
真剣に検討してみる価値があると思いませんか?
当サイトおすすめの格安スマホ一覧
ここからは、数ある格安スマホを選ぶ際の目安にしていただくために、私が”いいな”と感じているMVNOをいくつか紹介しておきますので参考にしていただければと思います。
通話もネットもコミコミで分かりやすい料金のUQモバイル
UQモバイルは、毎日のようにテレビCMが流れているので奥様も知っていると思いますが、派手なCMだけでなく、格安で分かりやすい料金体系が人気の格安スマホです。
また、KDDIのサブブランドとして信頼性も高く、家族割などの割引制度も充実しています。さらに、通信速度も定評があるので格安スマホが初めての方には最適と言えます。
★要チェック!UQモバイルの詳細はコチラ↓↓
格安スマホ初心者は独自サービスが充実したmineo(マイネオ)
先程も書きましたが、我が家が利用しているminoeです。親会社が関西電力で、信頼性も高く、業界初のマルチキャリア(ドコモ回線とau回線のどちらかを選べる)に対応したMVNOです。
また、格安スマホの弱点だったサポート面でも、ショップを展開したり、mineoユーザーが集うコミュニティサイト「マイネ王」を開設するなど、ユーザーに優しい独自サービスが注目されるMVNOです。
★要チェック!mineoの詳細はコチラ↓↓
LINEやFacebookなどSNSをめっちゃする方はLINEモバイル
LINEモバイルは、奥様も絶対に知っているSNSのLINEを運営している会社が提供しているMVNOです。特徴は何と言ってもLINEやFacebook、いま人気のインスタグラムがデータ消費ゼロで使えることです。
ですから、スマホの役割が通話やネット検索ではなく、SNSが主な利用目的の奥様なら間違いなくLINEモバイルがおすすめとなります。
理由は簡単で、契約したデータ容量を気にすることなく、どれだけLINEやFacebook、インスタグラムをしても通信制限を受ける心配がないからです。つまり、使い放題と言う訳です!
★要チェック!LINEモバイルの詳細はコチラ4記事↓↓
まとめ
いかがでしょうか、今回は毎月家計のやり繰りに苦労をしている奥様に、格安スマホを上手に活用することで賢く節約ができますよって内容で書かせていただきました。
スマホ代は、月に数千円の支出なので大きな節約にはならないのでは・・・と感じた奥様もいると思いますが、実は意外に大きな金額が削減できると分かってもらえたのではないでしょうか。
また、ここでは3つの格安スマホ(MVNO)を紹介しましたが他にもたくさんのサービスがありますので、サイト内で色々と検索をして参考にしてみてください。
何よりも、何となくスマホはドコモやauやソフトバンクなのかなとか、格安スマホって何か不安、という理由で高いスマホ代を払い続けるのではなく、一度検討してみることが大切だと思います。
ぜひ、上手なスマホの使い方をして、賢く節約を実現し、月1回のエステや、ちょっと豪華なランチなどをゲットしてください(笑)