MVNO速度比較!au系とドコモ系どっちが速い?!
いま話題の格安スマホ・格安SIMを検討中の方にとって、通信の速さ(通信速度)は非常に気になるところです。料金の安さや、サイトに紹介された通信速度だけに惹かれて乗り換えてみたものの「何でなん…遅いやん」なんてことになれば意味がありませんからね。
そこで今回は、友人たちに協力をしてもらいMMVNO各社の通信速度(実測)を計測した結果を紹介しながら「結局MVNOの通信速度ってどうなの?」や「au系とドコモ系のどっちが速いの?」を検証していきますので、良ければ参考にしてみてください。
では早速、参りましょう!
もくじ
MVNO各社の通信速度計測の結果
今回、通信速度の計測を行ったMVNOは下記の5社。
◆UQモバイル(au系)
◆mineo(au系)
◆IIJmio(ドコモ系)
◆楽天モバイル(ドコモ系)
◆イオンモバイル(ドコモ系)
他のサイトのように、もっと多くのMVNOを集めることが出来れば良かったのですが、小さな事しかできない当サイトでは友人に頼み込んで、ようやく5社を集めるのが精一杯でしたお許しください。
計測方法は以下の通り。
◆計測場所:大阪市福島区にあるマンションの一室
◆2017年3月19日(日)
◆計測時間:午前9時頃・午後12時頃・午後6時頃
◆計測アプリ:Speedtest.net
計測は5人がマンションに集合し、時間を決めてそれぞれの端末で計測を行いました。ただ、残念ながら機種は全てバラバラで端末性能の違いでズレが生じる感は否めませんが、そこは寛大な目でご覧ください(苦笑)
午前9時頃の計測結果
マンションの一室に集まって最初の計測です。みんな初めての経験なので、若干緊張をしながら計測をスタート。結果は下記の通りですが、分かりやすくするために速かった順に記載します。
☑1位:UQモバイル 下り25.19Mbps 上り12.8Mbps
☑2位:mineo 下り15.88Mbps 上り11.12Mbps
☑3位:楽天モバイル 下り11.87Mbps 上り6.26Mbps
☑4位:IIJmio:下り10.64Mbps 上り5.71Mbps
☑5位:イオンモバイル:5.84Mbps 上り3.86Mbps
午後12時頃の計測結果
早めの昼食を終えた後に行った計測結果です。この時間帯は休憩時間と重なるので回線が混み合う時間なので興味深々で計測が始まりました。
☑1位:UQモバイル 下り24.98Mbps 上り8.65Mbps
☑2位:楽天モバイル 下り11.32Mbps 上り6.34Mbps
☑3位:mineo 下り10.71Mbps 上り6.65Mbps
☑4位:IIJmio 下り5.6Mbps 上り2.12Mbps
☑5位:イオンモバイル 下り4.87Mbps 上り3.34Mbps
午後6時頃の計測結果
計測開始から約10時間が経過、私も友人も少しお疲れ気味でしたが、この計測のあとは久しぶりの飲み会だったのでワイワイ言いながらの最後の計測。
☑1位:UQモバイル 下り29.89Mbps 上り9.88Mbps
☑2位:mineo 下り12.1Mbps 上り6.31Mbps
☑3位:楽天モバイル 下り6.32Mbps 上り3.76Mbps
☑4位:IIJmio 下り2.73Mbps 上り1.87Mbps
☑5位:イオンモバイル 下り2.347Mbps 上り2.87Mbps
計測まとめ
今回は、時間帯決め3回の計測を行ったわけですが、ご覧の通りUQモバイルの圧倒的な速さが際立っています。また、mineoも午後12時の計測では楽天モバイルに代2位の座を譲りましたが、朝と夕方の計測ではUQモバイルに次いでの速さを記録しています。
計測は台数も少なく、機種もバラバラですから一概には言えませんが、数字上からはau系のMVNOがドコモ系MVNOを抑えた感じで、通信速度が速いとネット上で定評だったのを裏付ける結果になりました。
ただ、改めて言っておきますが今回の計測は、スマホ機種がバラバラで性能的な統一されていませんので数値に偏りがあると思っています。また、今回出た数値も絶対的なものではなく、同じ時間でも場所(地域)により大きく変わることもあります。
ですので、今回の計測結果は一つの目安として捉えていただければと思います。
今回の計測結果の通信速度ランキング
ここからは、今回の計測結果から5人の独断と偏見で選んだMVNOトップ3の簡単な紹介をしていきますので、MVNOに乗り換えを検討している方は参考にしてみてください。
第1位:UQモバイル
3回の計測全てでトップになったUQモバイルですが、深田恭子さん、多部未華子さんが出演しているインパクトの強いテレビCMが流れているのでよくご存じだと思います。
UQモバイルの特徴は、何と言っても「通話+パケット代がコミコミ月額1,980円」をイチオシにしていることです。最小プラン「プランS」なら「データ容量2GB」と「無料通話60分もしくは5分以内の通話無制限」がセットになって月額1,980円。
その他にも「プランM・L」やデータ通信専用プランも用意されているので、通話の多いユーザーも安心して使える格安スマホだと思います。
第2位:mineo(Aプラン)
第2位のMVNOはmineoです。昼間の計測では楽天モバイルに一歩及びませんでしたが、総合的に安定した結果を残したので第2位としました。
mineoの特徴は、ドコモ回線とau回線に対応した「マルチキャリア対応」なことです。乗り換えの際に選べるのはユーザーにとって大きなメリットです。
また、サービス内容も独特で一方的のメーカーから押し付けるサービスではなく、ユーザー同士が上手く繋がるような仕組みのサービスを展開しています。例えば、mineoユーザー間でパケットが分け合える「フリータンク」がそうですが、とにかくユーザーがあれば喜ぶようなサービスを実施しています。
第3位:楽天モバイル
第3位は3回の計測で上位2社同様、安定した速度をキープした楽天モバイルです。楽天モバイルもテレビCMが毎日のように流れているのでよくご存じだと思いますが、派手なコマーシャルを打つだけあって速度テストでも結果を残しました。
楽天モバイルの特徴は、月額料金の安さと、楽天サービスを連携させた独自サービスがあることです。また、割引キャンペーンなども他社に比べて数多く提供しているのでお得感が満載の格安スマホになっています。
まとめ
今回は、いま話題になってる格安スマホ(MVNO)の通信速度について、私と友人で行った計測結果を中心に書いてみました。
残念ながら、テスト出来たのが「5MVNO・5機種」と非常に少なかったので、みなさんの参考になったのか若干不安ですが、しかしながらある意味、日頃実際に使っているスマホを持ち寄ってテストしたことは逆に日常的で親近感を持てたのではないかと自画自賛している今日この頃です(苦笑)