ソフトバンクのiPhone7ユーザー必見!格安SIMに乗り換えはお得なの?

毎月のスマホ代(通信費)が節約できることで人気が高まっている格安スマホや格安SIMですが、先日ある友人から下記のような相談を受けました。

友人:「ソフトバンクでiPhone7を買ったけど、毎月のスマホ代が約8,000円もかかるので、いま流行りの格安SIMに乗り換えたいけど、どう思う?」

友人は、これまでずっとソフトバンクのスマホを使ってきたのですが、テレビCMなどでスマホ代が大幅に安くなるという事を知り気になっていたそうです。そして、私が当サイトを運営していることを思い出し相談をしてきたと言う訳です。

そこで私は、ソフトバンクから格安SIMに乗り換えを検討している彼のために、少しでも役に立てるならと色々と調べてみることにしました。今回の記事は、その検証報告を兼ねたものとなりますので、同じような悩みを抱えている方がいれば参考にしてもらえればと思います。

では早速、ソフトバンクのiPhone7ユーザーが格安SIMに乗り換えて、実際のところお得なのかを考えていきましょう。

乗り換える前に現在のスマホ利用状況を把握する

今回の友人のようにソフトバンクから格安SIMに乗り換える場合もそうですが、それ以外のドコモやauからの乗り換えの場合でも、行動を起こす前に必ず現在のスマホの利用状況を把握しておくことが大切です。

何故なら、現在のスマホ利用状況を把握しないで安易に乗り換えると、スマホ代が安くなるどころか逆に割高になってしまう可能性があるからです。

【友人のソフトバンクの利用状況】

☑契約プラン・・・月額金額8,200円
「内訳」
・機種iPhone7(32G):450円/月(24回払い・月月割適用)
・通話定額ライトプラン(5分以内の通話かけ放題):2,000円/月
・データ定額5GB:5,000円/月
・オプション(あんしん保証パック):750円/月

☑実際の利用状況
・ソフトバンクのiPhoen7を使い始めて8ヶ月が経過(契約が16ヶ月残っている)
・通話:約300分/月(1回の通話は5分以内)
・使用データ容量:2GB~3GB

☑友人の要望
・iPhone7はそのまま使いたい
・いまの電話番号を使い続けたい
・通話は必要なので定額プランがあれば嬉しい
・データ容量は3GB程度でOK
・回線のこだわりはなし
・テザリングの必要はない
・サポートは出来るだけ手厚い方が良い

友人のスマホ利用状況や要望は以上の通りです。通話に関しては1回の通話時間が短いとはいえ仕事でも使うらしいので通話定額ライトプランの選択はベストと言えます。しかし、ひと月のデータ消費量を見ると「2GB~3GB」なので割高になっているのが分かりました。

彼曰く、ソフトバンクには2GBや3GBなどのプランはなく、最小プランになると月間1GBしかないので仕方なく5GBプランにしていたそうです。

要望についてはiPhone7を使いたい、電話番号もそのままが良いと言うことなので、乗り換えるとすればSIMカードのみ購入、MNP(番号移行)での契約に絞られます。

乗り換えにはiPhone7のSIMロック解除が必須

友人のようにソフトバンクのiPhone7をそのまま使いたい場合、SIMロック解除の手続きが必要になります。この手続きをしないと、MVNOでSIMカードを買って挿し替えても使うことはできません。ただ、SIMロック解除にはいくつかの条件があり、それらをクリアしていないとロック解除も出来ないので注意が必要です。

【ソフトバンクのSIMロック解除の条件】
①2015年5月以降に販売された端末で解除機能を搭載してるもの
②購入日から181日目以降であること

友人の場合を見ると、
①の販売時期に関しては、iPhone7はそれ以降の販売なのでクリアしています。
②の利用期間についても、購入から8ヶ月が経過しているのでクリアしています。

ですので、友人の場合はSIMロック解除が可能となり、手続きが完了すればソフトバンク以外のキャリアやMVNO(格安SIM)に乗り換えが出来ます。

SIMロック解除の方法については、ソフトバンクの公式サイトに詳しく掲載されていますのでご確認ください。また、失敗しないSIMロック解除の方法についての記事も書いていますのでそちらもご覧いただければと思います。

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ソフトバンクから格安SIMに乗り換える時のデメリット

ソフトバンクから格安SIMへの乗り換えに必須だったSIMロック解除は出来ることが分かりましたが、ここでは乗り換えの際に発生するデメリットについて考えたいと思います。

もし、乗り換えのタイミング(時期)が2年間経過していて更新時期になっていれば大きなデメリットもないのですが、彼のようにソフトバンクとの契約が16ヶ月も残っているケースだと下記のようなデメリットが発生してしまいます。

1⃣契約を途中で解約するので解約違約金が発生する
当然ですが、契約を期間途中で解約するのですから解除料が必要になります。ソフトバンクの場合ですと違約金が9,500円かかることになります。

2⃣端末代の月月割が適用外となる
ソフトバンクとの契約期間中(24ヶ月)は、端末代にも月月割が適用され大幅な割引があり「450円/月」で済んでいますが、解約した時点で月月割が適用されなくなります。

彼の場合ですと、16か月の契約期間が残っていたので端末代を分割払いするにしても、通常の金額「3,660円/月」を支払う必要があり、16か月で58,560円を支払うことになります。

3⃣SIMロック解除の手数料が必要
解約をするしない別としてSIMロック解除には3,000円の手数料が必要です。
※WEBサイトから自分で行う場合は無料

4⃣MNP手数料が必要
電話番号をそのまま使いたい場合、MNP予約番号を取得することになります。その際に発生するのがMNP予約番号発行手数料で3,000円となります。

彼の場合、以上のようなデメリットがあることが分かりました。

端末代は通常料金になってしまいますが、分割が可能なので乗り換え時に絶対に必要と言う訳ではありませんが、それ以外の費用については乗り換えのタイミングで準備しなくてはいけません。

つまり、乗り換え時に約15,000円が必要で、端末代については乗り換えた格安SIMの月額料金に加算して考えなくてはいけないと言うことです。

では、これらのデメリットも考慮して、ソフトバンクと格安SIMの料金の比較をして行きましょう。

ソフトバンクと格安SIMの料金比較

ここでは、友人がソフトバンクを使い続けた場合の月額料金と、格安SIMに乗り換えた場合の月額料金、そして其々の契約期間中の支払総額を比較してみます。

また、乗り換える際のMVNO(格安SIM)については、彼の要望に一番適していると思われるmineo(マイネオ)を例に挙げて比較をしています。

【料金比較】

 

mineo(Dプラン)
(24ヶ月)

ソフトバンク
(残り16ヶ月)
プラン名 デュアルタイプ3GBプラン 通話定額ライトプラン
基本料金 1,600円/月 2,000円/月
データ料金 5GB:5,000円/月
月間データ容量 3GB 5GB
通話料金 5分かけ放題サービス
850円/月
5分かけ放題
端末代 3,660円/月×16回
(ソフトバンクへ支払い)
450円/月
オプション 持込端末安心保障
500円/月
あんしん保証パック
750円/月
月額合計 6,610円/月 8,200円/月
乗り換え時の費用 15,000円 ー 
契約期間中の支払総額 144,360円 131,200円

ここで改めて友人の要望と付き合わせてみると、iPhone7を使い続けれる、電話番号もMNPでそのまま、データ容量も3GBで無駄なし、5分かけ放題の通話定額あり、minoeは充実したサポート体制が整っているなど一応全ての要望に沿っていると思います。また、毎月の支払金額もソフトバンクの8,200円に対して、mineoは6,610円と安くなっています。

しかし、これだけで判断すると痛い目に遭います。見てお分かりのように、契約期間中の支払総額がソフトバンクの方が約13,000円も安くなっています。

これは、ソフトバンクの契約8ヶ月目に乗り換えて、残りの期間で計算するから結果的にソフトバンクの方が安くなるのです。

このような乗り換え時の料金比較をしているサイトも数多くありますが、単に2年間の支払額を比較している内容が多く、契約途中での乗り換えで残りの期間中の料金比較について書いているものが少ないので注意が必要です。

結局、友人は乗り換えた方がお得なの?

ここまで、乗り換えのデメリットや必須の手続き、料金比較などで検討してきましたが、私が友人に出した答えは「乗り換えしない方が良い」でした。

比較表の月額料金を見ると、確かにmineoの方が約2,000円ほど安くなり払いやすく感じますが、最終的な支払総額がソフトバンクの方が安くなるからです。

ただし、mineoも決して悪いサービスではありません。もし、友人がソフトバンクとの2年契約を終え更新時期に入っていたなら、迷うことなくmineoを勧めていたと思います。

更新時期なら、端末代の支払いも終わっていますので、正味のmineoの料金だけでiPhone7が使えるからです。その場合だと、月額料金は約3,000円になるのでソフトバンクより毎月5,000円も節約できることになります。

つまり、キャリアから格安SIMへの乗り換えで料金が安くなるか高くなるかはタイミングが大切だと言うことを覚えておかなくてはいけません。

まとめ

今回は、ソフトバンクから格安SIMに乗り換えたい友人の事について書いてみましたが、同じような悩みを持つ方の参考になりましたでしょうか。

最初にも書いたように、いまMVNO(格安スマホや格安SIM)はスマホ代(通信費)が大幅に節約できると話題になり、乗り換えを検討する方がたくさんいます。

また、その流れに同調するように「格安スマホや格安SIMは、とにかく良いですよ」と勧めるサイトも数多くあります。しかし、今回紹介したように乗り換える際にはキチンと調べないと逆に損をしてしまうこともあるので本当に注意が必要なのです。

最後に、友人ですがあれからも色々と調べてみたようですが、結局はソフトバンクでiPhoen7を使い続けることにしたようです。

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