WiMAX機種比較!「W03」と「WX03」の違いと選び方!
※左「W03」右「WX03」
WiMAXを購入する際に迷ってしまうのが機種選び。次から次に新しい端末が登場するので本当に自分に合った物がどれなのか分からなくなってしまいます。
そこで今回は、2016年12月現在で販売されている主流の2機種「W03」と「WX03」を比較して性能や機能の違いを洗い出し、WiMAXを検討中のみなさんが迷わず機種選びができるお手伝いをしてみたいと思います。
では早速、参りましょう!!
もくじ
「W03」と「WX03」の比較
W03 | WX03 | |
メーカー名 | NECプラットフォームズ | HUAWEI(ファーウェイ) |
サイズ | 約120×62×11.4mm | 約99×62×13.2mm |
重さ | 約127g | 約110g |
回線 | WiMAX2+ au4G LTE |
WiMAX2+ |
連続通信時間 Wifi接続時 |
・ハイパフォーマンス 9時間30分 ・ノーマル 10時間10分 ・バッテリーセーブ 12時間10分 |
・ハイパフォーマンス 7時間20分 ・ノーマル 10時間 ・エコ 12時間20分 |
連続通信時間 Bluetooth接続時 |
ー | ・ハイパフォーマンス 9時間40分 ・ノーマル 15時間 ・エコ 16時間30分 |
連続通信時間 au LTE接続時 |
・ハイパフォーマンス 5時間50分 ・ノーマル 7時間10分 ・バッテリーセーブ 11時間20分 |
ー |
通信速度 | 370Mbps/25Mbps | 440Mbps/30Mbps |
同時接続可能台数 | 最大10台 | 最大10台 |
特徴 | ・キャリアアグリゲーション)対応 ・クイック起動対応 |
・キャリアアグリゲーション)対応 |
簡単な比較にはなりますが、重要な比較ポイントは押さえてあります。見て分かるようにサイズ的にはほとんど変わりませんが、利用する回線や搭載されている通信技術など大きく違うところもあります。
では、次の段落からは比較表を基に分かった2機種の違いのポイント(内容)、そしてユーザーの使い方や使う場所などから”おすすめできる”ポイントを解説していきます。
「W03」と「WX03」の違い
ここでは2機種の大きく違っている点をメインに紹介していきますが、製造しているメーカーも違いますし、ターゲットにしているユーザー層も違いますので、単純に”こちらがが良くて、もう片方が悪い”と結論付けるものではありません。
通信速度の違い
WiMAXを検討中の方なら間違いなく気になるポイントです。サービス開始当初から高速通信が売りのWiMAXですから当然なのですが、最近の機種は性能を格段にアップしていますし、通信技術の進化によりドコモ光などの固定回線に劣らないほどになっています。
【W03】下り最大370Mbps/上り最大25Mbps(※370Mbpsはau4G LTE併用時)
【WX03】下り最大440Mbps/上り最大30Mbps
この数値はあくまで最大速度を計測するために整った環境下で出た速度なので、私たちが日常使う実用環境下で出る速度ではありません。ただ、最高速度がテスト上とはいえアップすると言うことは、間違いなく実用上の速度もアップしますので数値が大きいに越したことはありません。
搭載されている通信技術の違い
通信技術については、当たり前ですが明らかに後発機種の方が良くなっています。W03も「CA(キャリアアグリゲーション)」対応になってますが、WX03ではさらに「CA(キャリアアグリゲーション)」と「4×4MIMO」を融合させる技術が盛り込まれています!
【W03】CA(キャリアアグリゲーション)対応
【WX03】CA(キャリアアグリゲーション)・4×4MIMO対応
この搭載されている技術の違いが、先に紹介した通信速度の違いに現れてきます。
※「CA(キャリアアグリゲーション)」と「4×4MIMO」が「?」という方はコチラ
使う回線の違い
WiMAXの通信回線には「WiMAX」「WiMAX2+」「au4G LTE」の3つの回線が使われています。ただ、サービス開始当初から使われてきた「WiMAX回線」は近い将来に廃止される予定なので、今後は「WiMAX2+」を主な回線として「au4G LTE」と併用されていくことになります。
そして、ここで比較している「W03」と「WX03」も、その動きに合わせるように利用する回線は「WiMAX2+」と「au4G LTE」のどちらかに絞られています。
【W03】「WiMAX2+」と「au4G LTE」
【WX03】「WiMAX2+」のみ
「WiMAX2+回線」は圧倒的な高速通信が出来ることで人気を集めていますが、若干通信エリアが狭いことが唯一の弱点として取り上げられていました。そして、その弱点をカバーしていたのが「人口カバー率99%」の「au4G LTE回線」でした。
つまり、WiMAX2+の電波が届かない地域では、au4G LTEの電波を使うことで快適にネットが出来る環境を作っていたのです。
それが、最新機種「WX03」では利用する電波が「WiMAX2+」のみに絞られています。これはWiMAX2+の基地局の整備が進んだことに併せ、ネットワークの強化が進んだことで自信を持ってユーザーに提供できると判断されたからです。
Bluetooth接続の有無
最新機種「WX03」には、消費電力が少ない「Bluetooth接続機能」が搭載されています。この機能の有無の差は大きく、外出先など出先で使うことが多いWiMAXユーザーには隠れたメリットになります。
【W03】Bluetooth接続機能なし
【WX03】Bluetooth接続機能あり
上の比較表からも分かるように、Bluetooth接続を使えばWifi接続時に比べて最大5時間も連続通信が可能になります。もし、WX03を選択するのであれば「Bluetooth接続」を存分に活用して欲しいと思います!
「W03」と「WX03」の選び方
ここまで、WiMAX主流2機種の比較と違いを紹介してきましたが、最後に各機種の特徴に合わせた「こんなユーザーにおすすめ」を紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
「W03」がおすすめなユーザー
☑地方出張が多いビジネスマンや、旅行先でネットを楽しみたい方
出張先や旅行先がWiMAX2+のエリア外でも「au4GLTE回線」でカバーできるので安心
ただし、au4GLTE回線を使うと別途1,005円が必要です。
☑auスマホユーザーは絶対におすすめ!
「WiMAXとauスマホのセットが超お得!月934円割引と意外な特典?!」でも紹介していますが無料で「au4GLTE回線」を使えるから!
「WX03」がおすすめなユーザー
☑速度重視のユーザー
国内最速440Mbpsは「WX03」だけです。
☑Bluetooth対応機器を持っている方
Bluetooth接続を活用してWiMAXを長時間使える
☑自宅の固定回線に使いたい方、一人暮らしを始める学生に最適!
拡張アンテナ付のクレードルをセットで購入すれば十分に固定回線代わりになります!
☑WiMAXの「3日間3G制限」が気になる方
WX03には「日次通信量が分かる機能」が付いているので常にチェック可能
★朗報!2017年2月2日からWiMAXの3日間制限が大幅緩和!★
「3日10GBへ!UQWiMAX速度制限緩和のメリット・デメリットとは?」をチェック!
まとめ
今回は、現在WiMAXの主流となっている2機種の比較をしてみましたが少しは参考になりましたでしょうか。
それぞれに特徴が違い、搭載されている機能や技術も違います。ただ、どちらを選んでも性能的・機能的にも最新であることは間違いありませんのでハズレはないと思っていただいてOKです!
ここまで読んで、それでも迷ってしまうという方は最終的に「LTE回線が必要かどうか」を基準に考えればOKだと思います!
では、ご自分に最適なWiMAXルーターが見つかりますように!!
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