教えて!WiMAXの契約期間は2年と3年どっちが良いの?
外出先でもインターネットが使える便利なWiMAXを契約する際に迷ってしまうのが契約年数です。以前は、2年契約のプランしかなく迷うこともなかったのですが、新しく3年間の契約プランの登場によりユーザーを悩ませてしまってます(笑)
で、結局のところWiMAXの契約年数は2年が良いのか、3年が良いのかですが結論から言うと”2年契約”の方が良いです。
◆WiMAXは2年契約が良い
今回は、WiMAXの契約年数について解説をしていきます。2年契約と3年契約の比較、それぞれのメリット・デメリットなどを紹介しながら、最終的に2年契約を勧める理由について説明していきますので、契約年数に悩んでいる方は参考にしてみてください。
WiMAXの2年契約と3年契約の比較
WiMAXの悩ましい契約年数ですが比較して特徴や違いを見ると、何がどう違うのか良く分かりますのでご覧になってください。ちなみに比較は私が実際に利用しているBIGLOBE WiMAXのギガ放題プランで行います。
2年契約 | 3年契約 | |
契約年数 | 2年縛り | 3年縛り |
平均月額料金※1 | 3,772円/月 | 3,975円/月 |
LTEオプション※2 | 1,005円(税別)/月 ※利用した月のみ必要 |
無料 |
解約違約金 |
(1か月~12か月) |
※1:平均月額料金は、ギガ放題プラン「月額割引+キャッシュバックキャンペーン」適用時の支払総額を契約月数で割った金額
※2:LTEオプションとは、WiMAX回線が届かない地域(山間部など)で、通信エリアの広いau4G LTE回線が使えるオプションです。
比較表から分かる違いは、平均月額料金が2年契約の方が若干安いこと、3年契約だとLTEオプションが無料になることです。
◆2年契約の方が少し月額料金が安い
◆3年契約はLTEオプションが無料
これらの違いが、契約年数を選ぶ際のポイントになるわけですが、次の章でそれぞれのメリット・デメリットに分けてもう少し分かりやすく解説をしていきます。
➤実際に利用して分かったBIGLOBEWiMAXの評価はコチラをクリック
WiMAX3年契約のメリット・デメリット
【3年契約のメリット】
3年契約の最大のメリットは、2年契約の場合だと有料(利用した月のみ1,005円)となる「au4G LTE回線(ハイスピードプラスエリアモード)」を無料で利用できることです。
◆au4G LTE回線=ハイスピードプラスエリアモードが無料
ハイスピードプラスエリアモードは、WiMAXの電波が届きにくい山間部などでWiMAX回線の代わりになる電波で、通信エリアの広さは人口カバー率99%以上ですから人が住んでいる場所であれば、ほぼ繋がるという優れた特性を持っています。
ですので、通常は都会部でWiMAXを利用している方が仕事で地方への出張した場合や、そもそも住んでいる場所が地方都市などで若干WiMAXの電波に不安を感じる方などに威力を発揮するサービスです。
ただ、3年契約のメリットは”この1つ”のみで他には”これ”といったメリットは残念ながら見当たりません。
【3年契約のデメリット】
次に、3年契約のデメリットについて解説していきます。まず一つ目のデメリットは「契約期間が長すぎる」ということです。
◆契約期間が長すぎる
契約期間の違いは僅か1年間ですが、実はこの1年間の違いが意外と大きなデメリットになってしまいます。理由はWiMAXなどの通信サービス(通信速度など)・通信機器の進化は非常に早く、特に端末は次々に新しい物が提供されます。
つまり、3年間も同じ端末を使っていると新しい端末との性能に大きく差が生じてしまうことになります。加えて搭載しているバッテリーが劣化してしまい電源のない外出先で使える時間が限られてしまうデメリットも生じてしまいます。この端末に関することが二つ目のデメリットになります。
◆新しい端末との性能差が生じる
◆バッテリーの劣化する
そして、三つ目のデメリットはハイスピードプラスエリアモードに関するものです。3年契約は広い通信エリアを誇るau4G LTE回線を無料で使えるのですが、その反面デメリットになってしまう恐れがあります。それは、ハイスピードプラスエリアモードには厳しい通信制限のルールが決められています。
◆ハイスピードプラスエリアモードには厳しい通信制限がある
通常、WiMAX回線だけの利用の場合「3日間10GB制限」が設けられており、それ以下の使い方ならギガ放題プランだと月間利用可能なデータ容量が無制限(実際には100GB程度)、通常プランだと月間7GBまでのデータ容量を使うことが可能になっています。
ところが、ハイスピードプラスエリアモードは、たとえギガ放題プランであったとしてもデータ容量が7GBを超えると128Kbpsという超低速になる速度制限がかかり、ちょっとしたサイト閲覧も出来ないような状態に陥ってしまいます。
しかも、通信制限(速度制限)はau4G LTE回線だけが受けるのではなく、通常時に使うWiMAX回線まで受けることになります。つまり、WiMAX自体が使い物にならない最悪の状態に陥ってしまいますので使う場合は細心の注意が必要になります。
最後に四つ目のデメリットは料金についてです。普通、どんなサービスでも長期間契約すると大抵は料金が安くなりますが、WiMAXについてはそうではありません。
◆長期契約だからといって安くならない
前章の比較表の平均月額料金を見ても分かるように、3年契約だからと言って安くなっていません。それどころか期間の短い2年契約の方が少しだけですが安くなっています。
以上が、3年契約のメリットとデメリットになります。次の章では、2年契約のメリット・デメリットを解説していきます。
WiMAX2年契約のメリット・デメリット
【2年契約のメリット】
2年契約のメリットは実質的な月額料金が安いことです。理由は、各プロバイダで実施されている割引制度が大抵の場合2年スパンになっているからで、それ以降は安くなることがなく逆に料金が高くなるケースがほとんどだからです。
◆実質的な月額料金が安い
また、契約期間が短いので2年ごとに乗り換えを行えば常に最新端末やサービスを受けることが可能になります。
◆契約期間が短いので最新端末・サービスを受けることが可能
先程も書きましたが、WiMAXなどの通信サービスの進化スピードは非常に早く数か月のスパンで新しいものが登場しいています。それを考えると契約期間は短い方が何かとお得な場合が多いということになります。
【2年契約のデメリット】
2年契約のデメリットは3年契約のメリット部分になるのでお分かりだと思いますが一応書いておきます。
やはり一番のデメリットはハイスピードプラスエリアモードが有料になってしまうことでしょう。
◆ハイスピードプラスエリアモードが有料
と言っても、お金がかかるのはハイスピードプラスエリアモードを使った時(月)だけ通常の基本料金に1,005円が追加される仕組みなので使わなければ費用はかかりません。
実際に私も、これまで約3年間WiMAXを使ってますが一度もハイスピードプラスエリアモードを利用したことがなくオプション料を払った経験はありません。
それともう一つ、2年契約の場合だとプロバイダによっては選べる端末が限定されるケースがあるということです。
◆2年契約の場合だと選べる端末が限定されるケースがある
現在、各プロバイダでは3年契約を勧めるケースが増えています。当然その方が儲かるからですが、プロバイダの中には3年契約に誘導するために、2年契約では選べる端末を限定しています。つまり、2年契約だと”やや古い端末”しか買えませんよ・・・ということです。
全てのプロバイダがそうではないので、2年契約をする場合は最新端末が購入できるプロバイダを選べば問題ありません。
以上が、2年契約のメリットとデメリットになります。次の章では、これまでの比較検証を基に2年契約を勧める理由を簡単にまとめてみたいと思います。
WiMAXは2年契約が良い理由
実際、私もWiMAXを約3年間利用していると書きましたが、1回目の更新が昨年でした。当然、契約期間をどちらにするか迷ったのですが結果的には2年契約を選びました。
やはり「3年間も同じ端末を使い続けるのがイヤ」「支払金額がトータルで2年契約の方が安い」が大きな理由でした。
特に料金面で、2年スパンで乗り換えた方が大きな割引を受けれるので、わざわざ高くなる余分な1年をムダにする理由が見つからなかったですね。
と言うことで、私が2年契約を勧める理由は下記のとおりです。
☑2年スパンの契約の方が料金的にお得
☑常に最新端末・サービスを受けることができる
☑契約期間が短いので精神的に楽(個人の感想・・笑)
まとめ
今回は、WiMAXを契約する際に迷ってしまう契約期間について考えてみました。比較検証した結果は2年契約の方がお得なのが分かりました。
3年契約が主流になりつつある現在ですが、2年契約でもキャッシュバックなどお得なキャンペーンも数多く実施されていますので、賢く契約することをお勧めします。
ただ、WiMAXの通信エリア外でハイスピードプラスエリアモードを利用する必要のある方は、通信制限さえ気を付けて使えば無料になる3年契約もアリだと思いますが、いっそのことWiMAX以外のwifiサービスを検討してみるのも良いと思いますよ。
➤WiMAX以外のwifiサービスを知りたい方はコチラをクリック↓↓