キャリアからの乗り換え!ワイモバイルと楽天モバイルどっちが良いの?
キャリアに毎月支払うスマホ代が高いので、いま話題の格安SIM・格安スマホ(MVNO)に乗り換えを検討している方は多いですよね。
中でも、テレビCMでお馴染み、ネットも通話もコミコミ料金になっているワイモバイルと楽天モバイルの2社に絞り込んで検討する方が非常に多いんです。
そこで今回は、よく似た料金プランを提供する両社を8つの項目に分けて比較検証を行い、あなたが選択する際の材料にしてもらえればと思います。ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
ワイモバイルと楽天モバイル徹底比較!
この章では、ワイモバイルと楽天モバイルのサービスを8つの項目に分けて比較検証をしていきます。よく似たサービスながら、それぞれの特徴や違いがありますのでご覧ください。
料金プランの比較
最初に、やはり一番気になる料金プランの比較をしてみます。よく似た内容の料金設定になっていますが、大きな違いもあるので注意してください。
【ワイモバイルの料金プラン】
スマホプランS | スマホプランM | スマホプランL | |
月額料金 |
(1年目) |
(1年目) 2,980円/月 (2年目) 3,980円/月 |
(1年目) 4,980円/月 (2年目) 5,980円/月 |
データ容量 | |||
通話 | 1回10分以内の通話かけ放題 | ||
通話オプション | スーパー誰とでも定額:1,000円/月 時間・回数無制限=完全かけ放題 |
上記表の通り、ワイモバイルの料金プランは非常にシンプルです。1年目はテレビCMでもお馴染みの「ワンキュッパ割引」で通常料金から1,000円の割引が受けられます。また、データ容量についても「データ容量2倍キャンペーン」で通常の2倍の容量が使えます。
そして、ワイモバイルの最大の特徴・メリットは何といっても月額料金の中に「1回10分以内の通話かけ放題」が含まれています。これは、キャリアにも劣らないサービスで通話重視のユーザーには非常に嬉しい内容になっています。
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【楽天モバイルの料金プラン】
「スーパーホーダイ」
プランS | プランM | プランL | |
月額料金 | (1年目) 1,980円/月 (2年目) 2,980円/月 |
(1年目) 2,980円/月 (2年目) 3,980円/月 |
(1年目) 4,980円/月 (2年目) 5,980円/月 |
データ容量 | 2GB | 6GB | 14GB |
データ容量を使い切った後も1Mbpsの速度 | |||
通話 | 1回5分以内の通話かけ放題 |
楽天モバイルの「スーパーホーダイ」は明らかにワイモバイルを意識した料金プランで、かけ放題の通話時間が違う以外はほとんど同じ内容になります。
ただし、1年目の月額料金(1,980円・2,980円・4,980円)は楽天会員であることが条件になっているので、会員登録をしていない方は申込みの時に登録を済ませてしまいましょう。会員登録は無料ですし、楽天のお得な特典も使えるので損はありません。
なお、既に楽天会員でワンランク上のダイヤモンド会員の方なら、さらに500円割引(1年間)が受けられるので「1,480円・2,480円・4,480円」で利用することができます。
また、楽天モバイルのメリットにデータ容量を使い切っても1Mbpsの通信速度がキープされることが挙げられます。ワイモバイルを含めた他社MVNOの場合は、データ容量を使い切ってしまうと通信制限(速度制限)がかかり128Kbpsなどの超低速通信になってしまいますので非常に有難いサービスだと思います。
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「組み合わせプラン」
通話SIM | 050データSIM (SMSあり) |
データSIM (SMSなし) |
|
ベーシックプラン | 1,250円/月 | 645円/月 | 525円/月 |
3.1GBプラン | 1,600円/月 | 1,020円/月 | 900円/月 |
5GBプラン | 2,150円/月 | 1,570円/月 | 1,450円/月 |
10GBプラン | 2,960円/月 | 2,380円/月 | 2,260円/月 |
20GBプラン | 4,750円/月 | 4,170円/月 | 4,050円/月 |
30GBプラン | 6,150円/月 | 5,520円/月 | 5,450円/月 |
通話オプション | 1回5分以内の通話かけ放題 月額:850円 |
楽天モバイルにはネットと通話がコミコミになった「スーパーホーダイ」の他に「組み合わせプラン」があり、この料金プランではユーザーのひと月に使うデータ容量や通話サービスの要・不要によって好きな組み合わせで申し込めるようになっています。
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=検証結果=
両社の料金プランを比較から分かるのは下記の通り。
◆1回あたりの通話時間が長めの方・通話重視の方はワイモバイル
※通常プラン(S・M・L)には最初から「10分以内の通話かけ放題」が付いていますし、月額1,000円をプラスすれば時間・回数が無制限でかけ放題になるオプションもあるので通話重視の方は迷わずワイモバイルです。
◆自分に合ったプランを組み合わせい方は楽天モバイル
※例えば、6GBもデータ容量は要らないけど2GBでは足りない方は、楽天モバイルの3.1GBプランを選べば一番安く利用できますし、もし通話が必要な方でも3.1GBプラン通話SIMで通話オプションを選択しても月額2,450円なので最も安くあがります。また、日常の通話はLINE電話などで事足りると言う方も楽天モバイルがお勧めです。データSIM・050データSIMなら割安で使えますので大幅なスマホ代節約になります。
以上、料金プランの比較をしてみましたが、よく似たプランでも違いがあり、選び方も違ってくることが分かります。ただ、どちらを選ぶにしてもドコモ・au・ソフトバンクに払っている料金よりも大幅に安くなるのは間違いありません。
通話品質・かけ放題の比較
料金プラン比較でも取り上げましたが、ワイモバイルと楽天モバイルには1回の通話時間に違いはありますが「かけ放題」のサービスが付いています。
☑ワイモバイル:10分以内の通話かけ放題+完全かけ放題オプション
☑楽天モバイル:5分以内の通話かけ放題
このように、キャリア並みの通話サービスですので格安SIM(格安スマホ)に乗り換えても通話が必要という方には嬉しい内容になっています。
ただし、1回あたりの通話時間が違うので選ぶ際の重要なポイントになりますので、ご自分の日頃の通話状況を把握して選びましょう。
なお、気になる通話品質ですがワイモバイルも楽天モバイルもキャリアと同じく電話回線を使用しているので「音ずれ」や「途中で途切れる」などの心配はありません。
=検証結果=
通話については甲乙つけがたい感じですが、最初から付いている無料通話の時間が10分と長めのワイモバイルが若干リードしていると思います。また、月額1,000円で完全かけ放題になるのは通話重視のユーザーには非常に魅力的なのは間違いありません。
通信速度の比較
料金や通話サービスに次いで気になるのが通信速度です。MVNOはキャリアの回線を借りて通信サービスを提供していますので、どうしてもキャリアと比べ通信速度が遅くなる傾向があります。当然、ドコモから回線を借りている楽天モバイルも同じで通信が混雑する時間帯では速度低下があるというコメントが多く見受けられます。
しかし、ワイモバイルは違います。なぜなら楽天モバイルのようにキャリアから回線を借りておらず、独自回線を使いサービスを提供していることに加えてソフトバンク回線も使えるので混雑時でも通信速度が落ちることがほとんどありません。
下記表は「価格.comマガジン」さんが2018年3月から5月に行った通信速度調査の結果です。
※引用元:価格.comマガジン
=検証結果=
下り上り共にワイモバイルが他社を寄せ付けない圧倒的なスピードをたたき出しています。楽天モバイルも健闘していますが通信速度に関していえばワイモバイルに軍配が上がるのは一目瞭然です。
通信エリアの比較
通信速度についてはワイモバイルがサブブランドの利点(?)を活かして圧倒的な速度を確保していることが分かりましたが、通信エリアについてはどうでしょう?いくら通信速度が速いと言っても電波の届いているエリアが狭ければ意味がありません。
結論から言うとワイモバイルも楽天モバイルも、都市部や地方都市などで使う場合なら全く問題なく電波が届いてスムーズに繋がります。
ワイモバイルは自社回線に加えてソフトバンク回線を使えますし、楽天モバイルはドコモ回線を使っているので全国広いエリアでストレスフリーで通信ができる環境になっています。
=検証結果=
通信エリアについては両社とも心配する必要はありません。共に人口カバー率99%以上の回線なので、余程の山奥などでなければ問題なく繋がります。
サポート体制の比較
これまでキャリアを長く使ってきた人が気になるのがサポート体制ではないでしょうか。
なぜなら、キャリアの場合は自宅近くに必ずと言っていいほどショップがあり、困ったことがあればスグに相談に乗ってもらえたはずです。しかし、人件費や地代を抑えることで料金を安くしているMVNOはショップ数が非常に少なくサポート体制が手薄なのでは?と考えるからです。
では、ワイモバイルと楽天モバイルはどうでしょうか?
ワイモバイルは全国に約1,000を超えるショップを展開しており、あなたも近所で一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。また、ワイモバイルのショップでは契約・購入に加えてスマホの設定など、スマホ初心者などが抱える問題にも対応してくれるので、ほぼキャリアと同じサポートを受けることが可能です。
対して、楽天モバイルも全国各地に100を超えるショップを展開させています。さすがにワイモバイルには及びませんが、他社MVNOに比べるとサポート体制はしっかり整備されつつあります。
=検証結果=
ショップ数の違いを考えればサポート体制が充実しているのはワイモバイルになります。
契約期間・違約金についての比較
検討するうえで意外と見落としがちなのが「契約期間と違約金」についてです。
契約期間とは、一般的に「○年縛り」などの表現で言われますが、例えばドコモやauなどのキャリアの場合だと概ね2年契約が一般的な契約期間になります。つまり、その期間内に解約をすると違約金が発生する仕組みになっています。
では、今回比較しているワイモバイルと楽天モバイルはどうなっているのでしょうか。
まず、ワイモバイルですがコチラの契約期間は2年間。つまり、キャリアと同じ期間の縛りがあり、契約更新月以外の期間に解約をすると当然ながら違約金が発生します。
対して、楽天モバイルは少し違います。
楽天モバイルの場合、契約するSIMの種類により最低利用期間が設定されていて、それによって違約金の発生の有無が決まります。分かりやすく表にまとめると下記の通りです。
契約プラン (SIM種類) |
最低利用期間 | 期間内の解約 違約金 |
|
ワイモバイル | スマホプラン | 2年間 | 9,500円 |
データプラン | |||
楽天モバイル | 通話SIM | 12ヵ月 | 9,800円 |
データSIM (SMSあり・なし) |
なし | なし |
このように、ワイモバイルが2年縛りがあるのに対して、楽天モバイルは通話SIMが12ヵ月(1年間)・データSIMなら最低利用期間もなく、いつ解約しても違約金は発生しません。
=検証結果=
契約期間や違約金については、縛りが圧倒的に緩い楽天モバイルに軍配があがります。安さに惹かれて契約するのも良いのですが、都合で解約を余儀なくされた場合のことも考えて申し込む必要があると言うことです。
セット販売している端末の比較
乗り換える際に新たに端末を買い替える場合、気になるのがSIMカードとセット販売されている端末ですが、ワイモバイル・楽天モバイルともにiPhoneを販売するなど、コスパの高い端末が数多く販売されていますので選ぶ楽しさは十分にあります。
詳細は下記の公式サイトでご確認ください。
=検証結果=
販売されている端末については、契約される方の好みにもよりますので単純にどちらが優れているとは言えません。ただ、販売されているiPhoneに関していえば「iPhone6S」「iPhone SE」を販売しているワイモバイルに軍配が上がる感じです。
お得なサービスの比較
ココでは料金や端末以外に、契約する様々なサービスが受けられる両社のサービスについて比較をしていきます。特に両社ともショッピングモールを持っているので、ネットショッピングをするとお得にポイントが貯まる仕組みがありますので、いつもあなたが使うECサイトによっても選び方が変わると思います。
ワイモバイル | 楽天モバイル |
◆Tポイントが貯まる! ◆Yahoo!プレミアムサービス |
◆楽天スーパーポイントが貯まる |
=検証結果=
最近は、利用するとポイントが貯まる(もらえる)サービスが数多くありますが、ワイモバイルも楽天モバイルも同様に使えば使うほどお得になる仕組みが用意されています。
選ぶポイントは、あなたが日頃からよく利用しているECサイト(ショッピングモール)によって選択すればお得にポイントをゲットすることができます。
まとめ
今回は、キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)から乗り換えるなら、ワイモバイルか楽天モバイルのどちらが良いのか迷っている方の参考になればと8つの項目で両社の比較をしてみました。
総合的に考えると、料金の安さに加えて通信品質やサポート体制などでワイモバイルの方が一歩リードしているのではと思います。
ただ、どちらを選ぶにしても毎月支払うスマホ代についてはキャリアより遥かに安くなるメリットはありますので、比較を参考にしていただきあなたに合った方をお選びいただければと思います。
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